【コピペで使える】GASで予定のリマインダーを初期化してみる

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カレンダーイベントからゲストを削除するメソッド— removeGuest()

今回のメソッドは、プログラムを使ってカレンダーイベント(予定)からゲストを削除するremoveGuest()メソッドの紹介をします。

以前予定にゲストを追加するaddGuest()メソッドの紹介をしましたが、今回はその逆に招待したゲストを予定から削除するコードです。

ゲストを予定から削除する場合は、追加する時と同じようにEメールを指定して削除します。

    1. removeGuest(email)

『 引数に入れる値 』

    • email(文字列) — 予定から削除したいゲストユーザーのemailアカウントを指定

複数ユーザーを一度に削除することは出来ませんので複数のユーザーを予定から削除したい場合にはループ処理で人数分の処理を行う必要があります。

removeGuest(email)

サンプルコード1
//ゲストを削除するコード
function sampleCodeForCalendarAppRemoveGuest1() {
  var calendar = CalendarApp.getDefaultCalendar();
  var date = new Date(); 
  var events = calendar.getEventsForDay(date);
  var email = ""; //追加したいユーザーのEメールを指定
  for (var i in events) {
    var event = events[i];
    event.removeGuest(email);
    /*イベントIDで指定するときには下記のコード
      var eventId = events[i].getId();
      var event = calendar.getEventById(eventId);
      event.removeGuest(email);
    */
    //以下は予定の通知を送信するコード
    var year = date.getFullYear();
    var month = date.getMonth() + 1;
    var day = date.getDate();
    var startTime = event.getStartTime();
    var hour = startTime.getHours();
    var minutes = startTime.getMinutes();
    if (minutes < 10) {
      minutes = "0" + minutes;
    }
    var title = "予定のゲスト登録が解除されました";
    var description = year + " 年 " + month + " 月 " + day + " 日 " + 
                      "の " + event.getTitle() + 
                      " という予定からゲスト登録が解除されました。";
    MailApp.sendEmail(email, title, description);
  }
}

『 変数の説明 』

calendar = デフォルトカレンダーを取得
date = プログラム実行日を代入
events = プログラム実行日に作成済みのイベントを取得
email = 追加したいユーザーのEメール

サンプルコード2
//予定から複数のゲストを削除するコード
function sampleCodeForCalendarAppRemoveGuest2() {
  var calendar = CalendarApp.getDefaultCalendar();
  var date = new Date(); 
  var events = calendar.getEventsForDay(date);
  var emails = ["",""]; //複数ユーザーを追加する場合は配列に入れてループ処理
  for (var i in events) {
    var event = events[i];
    for (var j in emails) {
      var email = emails[j];
      event.removeGuest(email);
      //以下は予定の通知を送信するコード
      var year = date.getFullYear();
      var month = date.getMonth() + 1;
      var day = date.getDate();
      var startTime = event.getStartTime();
      var hour = startTime.getHours();
      var minutes = startTime.getMinutes();
      if (minutes < 10) {
        minutes = "0" + minutes;
      }
      var title = "予定のゲスト登録が解除されました";
      var description = year + " 年 " + month + " 月 " + day + " 日 " + 
                        "の " + event.getTitle() + 
                        "からゲスト登録が解除されました。"
      MailApp.sendEmail(email, title, description);
    }
    /*イベントIDで指定するときには下記のコード
      var eventId = events[i].getId();
      var event = calendar.getEventById(eventId);
      for (var j in emails) {
        var email = emails[j];
        event.addGuest(email);
      }
    */
  }
}

スクリプトができたら▶ボタンでプログラムを実行してみましょう。プログラムが終了すれば実行した日にデフォルトカレンダーに作成済みの予定から指定したユーザーがゲスト登録を解除されます。

まとめ

今回はプログラム的に予定からゲストを削除するremoveGuestメソッドを紹介しました。一度の実行で一人ずつしか削除できないので、複数人を同時に処理したい場合はループ処理などを行うコードを組んで下さい。

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この記事を書いた人

初心者でもわかるGoogle Apps Script活用のススメの管理人。
業務でラクをするという邪な目的のためにプログラムを独学で勉強し始め、初心者向けのGoogle Apps Scriptの使い方サイトを運営するに至る。
ラクをするためにはどんな苦労も厭わないという考えから、手っ取り早くスキルアップするためにCrowdWorksやLancersなどで仕事を受注し始め、過去にはTopClass PRO Crowd workerに認定された経験を持つ。
現在では、業務効率化システムの開発を行う会社の代表を務める。

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