提供されている営業案件管理ツールが使いづらすぎて、自分がほしい機能だけを盛り込んだオリジナル営業案件管理ツールを作った話を共有しようと思います。
例のごとく、開発言語はGoogle Apps Scriptですが、アイディア次第で本当にいろいろなものを作成できるのがこの言語のいいところですね。しかも、それが無料ですぐに開発できるとなれば使わない手はありません。
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本記事では、Google Apps ScriptでGoogleドキュメントに対して使うことができるDocumentAppという処理の一覧表を用意しました。Googleの公式ドキュメントは英語なので、分かりづらいところもありますので、みなさんがそこで挫折しないように日本語で内容が把握できるようになっています。
DocumentAppとは、Google Apps ScriptでGoogleドキュメントに対する操作を行うコードですが、DocumentAppに用意されているメソッドでは、次のような操作を行うことができます。
スプレッドシートで資料などを作る際、画像を貼り付ける機会もあるかと思います。
通常のスプレッドシートの作業ですと、
貼り付けたい指定の場所のセルをクリック
挿入タブをクリックしセル内の画像もしくはセル上の画像をクリック
という大変長いプロセスがあってやっと画像が貼り付けられます。
セル内の画像であれば問題はないですが、セル上にするとサイズも調整しなければいけません。
そこで今回はinsertImageというメソッドを使って、
画像貼り付け 位置調整をスクリプトで設定してしまう方法をご説明していきます。
これが出来ると大量の画像貼り付け処理もストレスなく作れてしまいます。
スプレッドシートには条件付き書式の設定があります。
この機能を設定することによって、
セルに特定の文字が入っている場合に書式を変更する
特定の日付が入っているとその文字に色をつける設定をする
などといった条件によって書式を変更することが可能になります。
手動で行う際には、
タブの中にある表示形式から条件付き書式をクリック
といった方法でも設定することが可能です。
しかしながら都度設定することは作業効率も悪いですし、誤った設定方法を行う可能性もあります。
条件付き書式の設定をスクリプトで作成していく際には所定の条件を入れる必要があるのですが、条件付き書式の作成方法は スプレッドシートのビルダー作成メソッド
にて説明していますので、こちらの基本的なメソッドが知りたい方はそちらもご覧ください。
今回はその中の条件設定の一つ、セルが空白かどうかを判定するためのメソッド
whenCellEmpty
whenCellNotEmpty
をご紹介します。
このメソッドを使用することによって作業者が、
入力してはいけない箇所で入力をした際
大量のデータ入力の中で入力し忘れてしまった際
にセルの色が変わって気づくことができるなどのミスを防ぐことが可能になります。
スプレッドシートを作成する際に、文字の大きさや条件書式などを設定することがあります。
そのためテキストスタイルを変更する際に、
毎回同じ書式を使う場合でも同じ設定をするために時間がかかる
同じ報告書なのに他の人のスプレッドシートの文字の大きさや記載方法が違う
などの手間がかかってしまうことで効率が下がってしまうことがあります。
そのように手動で毎回設定するのではなく、スクリプトで書式などをあらかじめ設定することによって、
作業効率・ミスの低下・確認の簡素化
が出来るテキストスタイルの設定方法newTextStyleメソッドについて今回はご紹介します。
スプレッドシートを作成する際に指定された文字や数値以外を誤って入力してしまうことがあります。ダブルチェックをしたり他の人に確認してもらうことでミスを減らすことはできますが報告書など毎日作成するものや大規模なものを作成する場合マンパワーでは限界があります。
そこでスプレッドシートで使用できる機能としてデータの入力規則という設定があります。
入力規則を行うことで指定していない入力値を入力すると警告やエラー表示が出るため、作業ミスが大幅に低減されることができます。
今回はその入力規則をスクリプトから設定することが出来るnewDataValidationメソッドについてご紹介します。 続きを読む
スプレッドシートを使用している方の中にはデータを作成し管理している方も多いかと思います。大量のデータを管理していくとあるデータだけを抽出したいという状況も出てきます。
手動で設定して項目を抽出する方法もありますが、スクリプトで設定をすることによって手軽にフィルター作成ができてしまうnewFilterCriteriaメソッドについて今回はご紹介します。この機能を個別に設定すれば担当者毎に別のフィルターを設定することができますので間違った所に記入してしまうというミスを防ぐことができます。
スプレッドシートを作成する際に特定の条件(空白だったら色をつける、この文字の時は太字にするなど)を設定させたい時があります。表示形式から条件付き書式をクリックして毎回設定する方法でもいいのですが毎回作成するような報告書などに同じ設定を手動で行うとミスが発生したり作業時間がかかってしまいますよね。
そこで今回はスクリプトで条件付き書式を設定できるメソッドをご紹介します。
スプレッドシートで作業をしている時に他のスプレッドシートのデータを簡単に取得ができればと思う時があります。
例えば・・・
Aというスプレッドシートに1日の売り上げを記入
その後Bというスプレッドシートの合計売り上げデータにAで入力した1日の売り上げを加算
同じスプレッドシート内であれば関数などですぐに反映されるのですが、スプレッドシートが違うとそうはいかず。
その場合にBのスプレッドシートをいちいち開いてデータを入れていくのはとても効率が悪いですね。
今回ご紹介するopenメソッドを使用すればスクリプトを書くだけでこのような処理を一括して行うことが可能になります。
openメソッドには様々な種類もありますので各メソッドについてもご紹介していきます。
以前こちらの記事でgetActiveメソッドを使い現在のスプレッドシートの範囲やシートをなどを取得する方法を説明しました。
[GAS] スプレッドシートで使用できるgetactiveメソッドをマスター
今回ご紹介するsetActiveメソッドでは取得ではなく、スプレッドシートの範囲を指定するメソッドです。
getActiveメソッドは現在範囲になっている箇所を取得したりシートを取得する事が可能になりますが、setActiveメソッドではシートを指定したり範囲を指定することが可能になります。
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