2020年8月19日から8月20日にかけてGoogleでは世界規模での障害が発生しました。
突然の出来事でしたのでGmailがいきなり使えなくなった。スプレッドシートが保存できなくなった。
などといった不具合に遭遇した方も多かったのではないでしょうか?
このような障害はIT化に進むにつれて避けて通れないのでユーザーとしては、基本的には障害が復旧されることを待つことしかできません。
ただ中には障害では無く
インターネットの問題、パソコンの問題、作業者の単純なミスや勘違い
などの障害以外の原因であったりすることがあります。
IT担当者であれば早急に原因を特定しG suitesを使えるようにしたいですね。
そこで今回は障害が発生した時に、その原因がGoogleなのかどうかをすぐ把握できる方法
Googleステータスダッシュボード
についてご紹介します。
障害確認方法
Googleステータスダッシュボードで障害を確認する
先ほどの障害の他にも2019年の6月にもGmailやスプレッドシートなどのGsuite関係がアクセスできなくなるなどの障害が発生しています。
ニュースなどで後々あの時使えなかったのは障害だったのかと知ることができるのですが作業者にとっては一刻も早く原因が知りたいと考えるものですし、特に担当の方にとっては業務に支障が出てしまいます。
そこで便利なのがこちらのサイト
画面はこのようになっています。
一番左の現在のステータスで障害かどうかを確認することが可能です。
確認方法としては上の画像の色で判別することができます。
緑色:問題なし
オレンジ色:サービス障害発生
ピンク色:サービス停止
過去の障害発生状況も確認できるので8月20日の大規模障害発生時を見てみるとオレンジ色になっているのが確認できます。
ここのオレンジ色の箇所をクリックすると詳細が確認できます。
先ほどの画面の中のGmailをクリックしてみると以下の情報が随時更新されていることが分かります。
この日は14時から20時頃までGmailが送れないなどといった障害が発生していたことが分かります。
このような大規模な障害が起こることは滅多にないと考えられています。
しかし万が一障害が発生した際にはまず
G Suite ステータス ダッシュボードで状況を確認する
このページで確認することによって作業者が使用できなくなった原因が
障害なのか
障害ではなく他の原因か
を探し出す一歩になります。
ですのでこちらのサイトをブックマークなどをしてすぐに確認できるようにしたいですね。
また以下の方法によっても障害が発生した場合に通知を送信できることができます。
障害時に通知を受け取る方法(RSSリーダーにて通知)
障害が発生した際に、RSSリーダーにて障害時に通知を受けることも可能です。
- G Suite ステータス ダッシュボードにアクセスします。
- 右下の [RSS Feed]をクリックし、フィードの URL をコピーします。
- ご利用の RSS リーダーに G Suite ステータス ダッシュボードのフィードを追加します。
障害時に通知を受け取る方法(G suite管理者のみ)
会社・学校などの組織でGsuiteを管理している場合、管理者が障害発生の通知を受けることができます。
これにより素早く障害発生に対しての対応が可能になります。
Google 管理コンソール にログインします。 メニューアイコンをクリックし、[セキュリティ] [セキュリティ ルール] を選択します。 [アプリケーションの停止警告] をクリックします。 [ルールを編集] をクリックします。 [次へ: 条件を表示] をクリックします。 [次へ: 操作を追加] をクリックします。 [メール通知を送信する] チェックボックスをオンにします。 (省略可)組織内の特権管理者にメール通知アラートを送信するルールを設定するには、[すべての特権管理者] チェックボックスをオンにします。 (省略可)特定のユーザーにメール通知アラートを送信するルールを設定するには、[メールの受信者を追加] をクリックし、ユーザー名を入力して [完了] をクリックします。 [次へ: 確認] をクリックします。 [ルールを更新] をクリックします。
G Suite サービスの現在の稼働状況を確認する(Google)からの引用
さらに詳しい詳細について知りたい方はG Suite サービスの現在の稼働状況を確認する(Google)をご覧ください。
まとめ
いつも使っていたGmailなどが突然使用できなくなってしまうと非常に困ったことになります。
いざという時に代替案を考えておくことはGsuite管理者などには必要なことです。
そして原因が自分の所で発生した障害(インターネットトラブルやパソコンの問題)なのか、それともGoogleによって起こった障害なのかをまず判断できることによって次の対策がしやすくなります。
先ほどお伝えしたステータスダッシュボードやニュースサイト、最近ではTwitterなどで検索することによって使えなくなったという報告が出ていることもあります。
その辺りを駆使して少しでもトラブルに対して落ち着いて対処できることが大切ですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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