初心者でもわかるGoogle Apps Script活用のススメ

【コピペで使える】GASで使えるカレンダーの色コードについて

GAS用色指定コード — Color

今回はメソッドではありませんが、色指定用の専用コードのご紹介をします。

カレンダーアプリでは、色の指定方法には2種類ありますが、そのやり方と書き方についてご紹介します。簡単なので、コードを覚えてカレンダーの色合いを自分のお気に入りに調整しましょう。

Googleカレンダーで使える2つの色指定方法紹介

  1. 十六進法形式の文字列(#2952A3のような形式)
  2. GAS専用CalendarApp.Color/CalendarApp.EventColorで指定

十六進法形式での書き方

十六進法の場合は、文字列で指定します。

サンプルコード1
//十六進法形式でデフォルトカレンダーの色を指定する
function sampleCode1() {
  var color = "#2952A3";
  CalendarApp.getDefaultCalendar().setColor(color);
}

専用コードの書き方

GAS専用のコードの場合は、CalendarApp.Color.RED/CalendarApp.EventColor.REDというような形で色を指定します。使える色は下記に表にまとめてありますので参考にして下さい。

サンプルコード2
//専用コードでデフォルトカレンダーの色を指定する
function sampleCode2() {
  var color = CalendarApp.Color.RED; //"#A32929"でも同じ結果
  CalendarApp.getDefaultCalendar().setColor(color);
}
サンプルコード3
//専用コードで作った予定の色を指定する
function sampleCode3() {
  var calendar = CalendarApp.getDefaultCalendar();
  var date = new Date();
  var title = "Test Event";
  var event = calendar.createAllDayEvent(title, date);
  var color = CalendarApp.EventColor.RED; //"11"でも同じ結果
  event.setColor(color);
}

Googleカレンダーのカレンダーで利用できるプリセット色(CalendarApp.Color.〇〇◯)

専用コード 16進数
BLUE #2952A3
BROWN #8D6F47
CHARCOAL #4E5D6C
CHESTNUT #865A5A
GRAY #5A6986
GREEN #0D7813
INDIGO #5229A3
LIME #528800
MUSTARD #88880E
OLIVE #6E6E41
ORANGE #BE6D00
PINK #B1365F
PLUM #705770
PURPLE #7A367A
RED #A32929
RED_ORANGE #B1440E
SEA_BLUE #29527A
SLATE #4A716C
TEAL #28754E
TURQOISE #1B887A
YELLOW #AB8B00

Googleカレンダーのイベントで利用できるプリセット色(CalendarApp.EventColor.◯〇〇)

専用コード 色番号
PALE_BLUE 1
PALE_GREEN 2
MAUVE 3
PALE_RED 4
YELLOW 5
ORANGE 6
CYAN 7
GRAY 8
BLUE 9
GREEN 10
RED 11

まとめ

今回は、色の指定方法をご紹介しました。上記に記載した色はプリセットで用意されているものを列挙いたしましたが、十六進数では様々な色を指定することができますので、自分の好みの色をぜひ設定してみて下さい。

すべてのサンプルコードはコピーしてスクリプトエディタに貼り付けることでそのまま利用が可能です。

スクリプトエディタの開き方は『3種類のスクリプトとスクリプトエディタの開き方』を確認して下さい。ぜひご自身でも挙動を確認してみて下さい。

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